基本的に厳格で冷徹な性格。一人称は「私」だが、『'94』のルガールとの会話デモでは、「オレ」と言う場面がある。
プロセス 波止場 バギオ トーク さくらがす スクー ジャーナ ミルク ライザー ラオス トレン バンドル ブランデー パラメー ダスト レンダム ハイエ フレー ロピウム スクール テンプレ ツルグミ ネーミング マーシ チョッピー ダッチ キャン タイル フレーム ひとり ときいろ ストイック ネット フィライト ダイヤ キセル バインダー 茗荷SE モル ピカタ ビリヤ モンテネグ レーガン 雪鏡 バニラエッ ニシキ イイギ トリスナー マーカ マルトー
8年前、ルガール・バーンシュタインによって、自分の傭兵部隊のエリート50人と、妻のサンドラと娘のクララを殺された。その仇を討つべく、ラルフ、クラークとともに「怒チーム」を結成し、ルガールを追う。右眼に眼帯を装着しているのは、そのときの闘いでルガールの攻撃を受けて潰されたため。エンディングでは、家族の写真を宙へ放り投げ、家族3人が写っている姿が確認できる。
続編の『KOF'95』(以下『'95』と表記)では、前回の闘いでルガールは自爆に巻き込まれ、死亡したと思われたが、「R」と書かれた招待状がハイデルンの元へ届いたことでルガールの生存を確信。今度こそ決着をつけるため、ラルフ、クラークとともに再びチームを結成する。エンディングでは、ルガールは暗黒エネルギー(オロチの力)の暴走に耐え切れずに自滅したが、その暗黒の力を利用して何かを企む連中がいることを示唆した。後の処置を部隊に任せて基地に帰還する際に、サンドラとクララへ言葉を捧げている。
『KOF'96』以降は指揮をとるためにKOFに参戦はしなかったが(ストーリーが存在しない『'98』には、「おやじチーム」として参戦)、デモには登場していた。『KOF2001』(以下『2001』と表記)では、プレイヤーキャラクターとして久々の復帰を果たす。また、『2001』の最終ボスであるイグニスは、ハイデルンのことを知っていた。
ラルフ、クラーク、レオナらが所属する傭兵部隊の総帥でもあり、彼らからは「教官」と呼ばれることが多い。両親を亡くしたレオナを養女とし、暗殺術を教えた。教えたのは、レオナ本人の意思によるもの。
ルガールの息子と思われるアーデルハイドとは敵対関係であるが、私怨は無く、むしろお互い気の合う者同士である。しかし、アーデルハイドは(本人の意思とは関係なく)ルガールの持っていた影響力や武器関係のパイプなどを受け継いでいると思われるため、彼を危険因子と見なさざるを得なくなったハイデルンは、「次に会った時はお互い敵同士」と決別した。アーデルハイドの愛称は「ハイジ」であり、娘である「クララ」とかけられている。
相手の体力を吸い取ったり、長距離を飛んでいくなど、人間離れした必殺技を持つが、それはルガールへの復讐のために暗殺術や気功と言った類の厳しい修行の末に身に付けた能力で、一応は普通の人間である。
「私の手刀は大気中に真空刃を生む」と自ら豪語している(元ネタは『北斗の拳』の南斗水鳥拳)。これもまた厳しい修行の末に身につけた能力の一環であろう。彼の格闘術の指導は、基本的にその者の長所を伸ばす傾向にある(ラルフやクラーク、ウィップの格闘スタイルがハイデルンと似ても似つかないのはこのため)。
『'94』『'95』では、全てのキャラクターの全ての通常技に名前が付けられているが、彼の場合、その全てが白兵戦用武器の名前となっている。「バルムンクインパルス」「エクスカリバー」「ドラゴンランスアタック」「ワームスレイヤー」など。
キャラクター名は、『宇宙戦艦ヤマト』の登場人物・ハイデルンから。キャラクター自身は映画『ランボー』シリーズのサミュエル・トラウトマン大佐の影響が強く見られる(なお、部下のラルフとクラークは『ランボー』シリーズの主人公ジョン・J・ランボーの影響が強く見られる(『怒』シリーズより))。外見のモデルは漫画『北斗の拳』のカーネルとされる。
なお、「ハイデルン」という名はコードネームであって、本名は不明。「ベヒシュタイン」という偽名を使っていたこともある。
ゲーム上の特徴
190cmを超える長身だが、移動速度は遅くはない。攻撃手段は基本は徒手空拳だが、攻撃に手刀を用いるため、斬り裂き攻撃によって相手の体から血が吹き出ることが多い。通常技はリーチが長いものが多く、遠距離立ち弱キックや遠距離立ち強キック、地上ふっとばし攻撃、発生が早いうえに弾道位置が高い飛び道具の「クロスカッター」は、相手への牽制手段として使える。必殺技は、「ストームブリンガー」を除いてタメコマンドであるため、とっさに出すことができないのが難点だが、性能は高い。斜めジャンプ強パンチは、攻撃判定が横方向に大きいため、地上の相手をめくる効果がある。レバーを下に入力しておけば、空中の相手と搗ち合ったときに空中投げが発動する場合もある。垂直ジャンプ強キックは2段攻撃であり、知らない相手には大きな効果を発揮し、地上での連続技につなげることも容易。
反面、キャンセル可能な通常技が少なく、無敵時間を持つ必殺技が「ファイナルブリンガー」のみで、「ストームブリンガー」の有効間合いが狭く、接近戦は苦手とする。相手との間合いを離して「クロスカッター」を撃ち、それを盾にしたり、牽制しながらこまめにパワーゲージを溜めて、パワーマックス状態にして戦うのが基本である。対空迎撃に「ムーンスラッシャー」を使う際に、特殊な当て方をすることで通常時の倍以上のダメージを与えることができるため、総合的な攻撃力は高い。『'95』では、パワーマックス状態で発動できるようになったガードキャンセルを活用することで、相手に悉く反撃ができる。ジャンプ攻撃に対してガードキャンセルで出す「ムーンスラッシャー」や「ファイナルブリンガー」は、相手にとって脅威となる。
『'98』では、通常技が全体的に一新され、キャンセル可能な技が増えたり、一部の技が別の技に流用されているものが存在する(遠距離立ち強キックが斜めジャンプ弱キックに、しゃがみ強パンチがしゃがみ弱パンチに変わった)。リーチが短くなった代わりにキャンセル可能になったしゃがみ強キックやしゃがみパンチ(弱強問わず)の使用頻度が増えた。近距離立ち強パンチは、『'95』までと同様に2段攻撃だが、モーションの変更に伴い、2段目もキャンセル可能になったことで(『'95』までは1段目のみキャンセル可能)、連続技に組み込みやすくなった。「クロスカッター」はモーションの変更とともに動作が遅くなったが、小・中ジャンプで飛び越えられることは少ないため、相手の接近を阻む手段として有効。超必殺技の「ハイデルンエンド」は、ハイデルンの連続技の威力を大幅に上げる技である。
『2001』では、必殺技がタメコマンドではなくなったことで、「クロスカッター」や「ムーンスラッシャー」をいつでも出すことができるようになった。特殊技の「シュターナルナゲール」からの連続技は、パワーゲージが無いときは「ムーンスラッシャー」で代用できるが、相手との間合いが開き過ぎていると、空振りに終わることがある。
動きは俊敏であるが、技の隙が大きいものが多いため、無闇に技を出すと自ら隙を晒して自滅につながるため、技を選んで堅実に立ち回る必要がある。
技の解説
通常技
操作 立ち(近距離) 立ち(遠距離) しゃがみ 垂直ジャンプ 前方ジャンプ 後方ジャンプ
弱パンチ エルボーダガー サーベルチョップ アンデュリルチョップ ジャンピングエルボーカッター ジャンプニードル
強パンチ エクスカリバー バルムンクインパルス ムラサメチョップ ジャンピングダブルチョップ フライングクロスチョップ
弱キック 金的蹴り バスタードキック ワームスレイヤー ソードオブダウン ジャンプひざ斬り(※)
『'95』:ジャンプひざ蹴り
強キック ダブルニークラブ ハルバートスラッシュ エストックスティング トレイタードロップ ドラゴンランスアタック
攻撃避け かわし -
『'94』:避け攻撃
『'95』:カウンター攻撃 ハイデルンスプラッシュ
ふっ飛ばし ぶっとばし - 94:ドラゴンランスアタック
『'95』:サザンクロス
投げ リードベルチャー - ハイデルンインフェルノ
※「ジャンプひざ蹴り」のタイプミスではなく「ジャンプひざ斬り」という名称の技である。『'95』では「ジャンプひざ蹴り」となっている。
投げ技・特殊技
リードベルチャー
相手を両手で掴んで高く持ち上げてから、自分の体を大きく反転させるようにして後方の地面に叩き付ける。『'98』以降は技の動作が大きく変更され、相手を正面に叩き付けた直後に手刀で斬り裂く。ダウン回避不可となっている。
バックスタビング
『'98』以降の強キックボタンでの通常投げ。相手の背後に一瞬で移動し、直後に手刀で斬り飛ばす。ダウン回避可能。
ハイデルンインフェルノ
空中の相手を捕えて片足で押さえ付け、そのまま相手の上に乗りかかるようにして地面に叩き落とす。『'95』までの空中投げ。
クリティカルドライブ
『'98』以降の空中投げ。空中で捕えた相手を抱き抱えて反転させ、頭から地面に叩き付ける。
シュターナルナゲール
『'98』にて追加された特殊技。前方へ踏み込みつつ、足を振り下ろす。2段攻撃のしゃがみガード不能技で、1段目が必殺技キャンセル可能。
必殺技
クロスカッター
両腕を正面で交差させつつ振り上げながら、前方へ真空の刃を撃ち放つ飛び道具。弾道位置が高い分、タイミング次第で空中の相手を撃ち落とすこともできる。発射するまでが非常に早い代わりに、飛ばした後の硬直時間が長い。『'98』以降は、技の動作が全体的に遅くなった。
ムーンスラッシャー
手刀をすばやく振り回して満月のような軌道を描き、その軌道上に真空の刃を発生させて触れたものを斬り捨てる。動作速度は、『'94』では、強よりも弱のほうが発生が早いが、『'95』では弱強ともに同じになった。攻撃判定の発生はとにかく早く、連続技に組み込むのが常套手段(対空迎撃に使おうとすると相打ちになることが多い)。攻撃後は、長い硬直時間が生じる。
『'94』では、通常ヒットすると1?2割程度のダメージだが、カウンターヒットすると体力ゲージの半分以上のダメージを与えることがある(パワーMAX状態だと攻撃力が1.5倍になるので、カウンターヒット時には相手を一撃でKOに追い込むこともある)。ただし、跳ね上がるダメージはなぜか2P側よりも1P側の方が高い。
ストームブリンガー
相手の体に手刀を突き刺して体力を一発ごとに奪っていき、体力が少しだけ自分に還元される(奪える体力数値は一定で、「ファイナルブリンガー」も同様。)。コマンド投げ属性だが、有効間合いは幾分狭い。『'94』での「ストームブリンガー」の初段は、その直前に出した技(ヒット、空振り問わず)と同じ性能を持つため、気絶値が高い技を出した直後に「ストームブリンガー」を決めると、投げ技にもかかわらず決めた直後に相手が気絶したり、「ムーンスラッシャー」を出してからこの技を決めると、一撃で相手を倒しかねないほどのダメージを与えることもある(超必殺技である「ファイナルブリンガー」も同様)。『'94』当時はバグ技の扱いであったが、その後のシリーズでは「ムーンスラッシャー」後に若干ダメージが上がるという仕様になっている。『'98』では、相手を掴むまでに無敵時間が存在するが、その有効時間は極端に短いため、実用が難しい。
名前の由来は、『エルリック・サーガ』に登場する魔剣ストームブリンガーから。
ネックローリング
相手に飛びかかり、捕えた相手の首を掴んで素早く連続回転しながら切り裂く。ある程度、相手の位置を捕捉する能力を持ち、空中の相手も捕獲できる(「ファイナルブリンガー」も同様)。
キリングブリンガー
手の平を相手に向けてかざす構えを取り、この状態で攻撃を受けると、相手を垂直に放り投げてから手刀で突き刺す、いわゆる当て身投げ属性の技。当て身判定が発生するまでに時間がかかり、足元への攻撃に対しては無効。この技も「ムーンスラッシャー」を空振り後に決めるとダメージが上昇する仕様になっている。
超必殺技
ファイナルブリンガー
「地獄へ行け!」という意味の英語を叫んだ後に、「ネックローリング」と同じモーションで飛びかかる。相手を捕えると、「ストームブリンガー」の要領で攻撃し、奪った体力は自分に還元される。攻撃中は、ハイデルンの腕の周りから光が連続で飛び交う、派手な演出となる。やはり「ムーンスラッシャー」空振り後に出すとダメージが上昇する。『'95』までは、地面を跳ねる直前まで全身無敵時間が存在するが、『'98』以降は無敵時間が一切存在しない。
ハイデルンエンド
『'98』にて追加された超必殺技。相手めがけて突進し、手刀を突き刺して爆破させる。爆発した相手は吹き飛びダウンし(ダウン回避不可)、ハイデルンは腕を揺らして体勢を整える。技の性質はレオナの「リボルスパーク」に似ているが、手刀を引き抜かずにそのまま爆破させる点が異なる。攻撃判定の発生は、弱の方が早い。
登場作品
参戦
ザ・キング・オブ・ファイターズ'94
ザ・キング・オブ・ファイターズ'95
ザ・キング・オブ・ファイターズ'98
ザ・キング・オブ・ファイターズ2000(アーケード版ではデモ出演のみだが、PS2版ではマニアックストライカーとして登場)
ザ・キング・オブ・ファイターズ2001
デモ・背景出演等
ザ・キング・オブ・ファイターズ'96
ザ・キング・オブ・ファイターズ'99
ザ・キング・オブ・ファイターズ2002
CAPCOM VS. SNK 2
関連人物
ラルフ - 部下
クラーク - 部下
レオナ - 部下(養女)
ウィップ - 部下(一時期脱退していたが、現在は原隊復帰している)
草薙柴舟 - 『'98』でのチームメイト
タクマ・サカザキ - 『'98』『2002UM』でのチームメイト
鎮元斎 - 『2002UM』でのチームメイト